アフターピルの避妊効果は80%台?

2020/05/28
  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE
       

避妊効果がわかりにくい

「アフターピルは性交後72時間までに内服」という文言があります。72時間以内がタイムリミットでそれまでに間に合えばよいと考えている方がいます。

服用までの時間がポイント

性交からアフターピル服用までの時間が長ければ長いほど避妊効果は弱くなります。

国内承認されている日本のノルレボは排卵を一時的に抑えたり止めたりして避妊効果を発揮します。性交からアフターピル服用までの時間が長ければ長いほど卵子と精子が出会う可能性が高くなるわけです。

避妊効果はいつでも一律同じではない

国内承認されているノルレボの添付文書(説明書)をみると、妊娠阻止率が80%台と記載があります。

アフターピルは性交後72時間までという文言を勘違いして、事後72時間以内に間に合えばよい、それならいつでも効果は同じと考えてしまっている方がいます。

できるだけ早く

ノルレボの妊娠阻止率が事後24時間以内なら95%、25~48時間以内なら85%、49~72時間以内なら58%であるとするデータがあります。

やはりアフターピルによる緊急避妊は早ければ早いほどその効果が期待できるため注意が必要なのです。