性暴力を受けた場合の対応(体の対処)

2020/05/05
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あなたは何も悪くない

パートナーやそれ以外から性暴力を受けた場合にはどうしてよいかわからなくなります。自分も悪かったのではと考えて相談できない方もおられます。

ワンストップ支援センター

性暴力被害者ワンストップ支援センターが平成30年10月に全国都道府県に配置されました。

ワンストップ支援センターとは、産婦人科医療や相談カウンセリングなどの支援、法律的な支援、捜査関連の支援においてなるべくストレスが軽減されるようにと設置された機関です。http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/seibouryoku/consult.html

産婦人科や警察といった場所にストレスを感じる時は、まず話だけでも聞いてもらいましょう。

産婦人科

性暴力を受けた場合に気になることが妊娠と性病の可能性についてです。妊娠可能性については緊急避妊薬が適応になります。性病検査やけがなども気になります。

アクセスしやすい産婦人科があるならば相談してください。被害の相談を求めないという意思があるのなら、体を守るためにまず産婦人科にアクセスなのです。ワンストップ支援センターへ連絡すると連帯してもらえます。

警察

被害届を出すと決めているのなら、アクセスしやすい警察に相談することも一つです。ワンストップ支援センターへ相談すると連帯してもらえます。

最終的にはあなたの気持ちが尊重される

警察やワンストップセンターに相談するかどうかは最終的にあなたが決めることになります。誰かに強制されることはありません。ただ、緊急避妊などの体への対応や証拠保全にはタイムリミットがあることも事実です。信頼できる身近な人がいるならば相談してみてください。