緊急避妊と通常避妊のちがい

2020/04/15
  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • Twitter
  • LINE

緊急避妊は火事場に似ている

緊急避妊を繰り返し行っている方がおられます。これは非常に危険です。緊急で最終、しかも確実ではないアフターピルを使わないために通常の避妊について確認、点検、訓練しておくことが最も大切です。

緊急対応は注目されがち

緊急避妊は火事場に来てくれる消防隊に似ています。今まさに燃え広がる可能性のある火をいかに食い止めるかということです。緊急避妊、アフターピルは今まさに広がりつつある「したくない妊娠」の可能性を緊急、最後に食い止めうるものです。

緊急避妊のデメリット

しかし緊急対応のデメリットは不確実であること、コストが高くつく、それによる精神的ダメージです。火事が起こってしまってからでは遅いこともあります。肉体的、精神的、金銭的なコストもかかります。

やはり緊急事態は起こさないほうがよいのです。

大事なのは通常の避妊

「したくない妊娠」の可能性という緊急事態を引き起こさないために、通常の避妊について考えること非常に大切になります。通常の避妊というのはピル(経口避妊薬)、コンドーム、子宮内避妊具、避妊手術などです。

消防署の最も大切な仕事は火事を未然に防ぐことだと言われます。これには訓練や点検準備、地域とのコミュニケーションが欠かせないとされます。

避妊も同じです。緊急避妊の場面を未然に防ぐために、通常の避妊が大切になります。これには訓練や準備、パートナーとのコミュニケーションが欠かせないのです。