将来は子供がほしい
アフターピルを飲むと不妊症になるのでは、将来子供ができないのではと心配する方がいます。
不妊症にはならない
アフターピルを飲んだことが原因で、将来子供が持てないということはありません。アフターピルは妊娠を防ぐ、妊娠しないようにする→妊娠しない体になるというイメージがあります。
くすりの影響は一時的
国内承認のアフターピルのはたらきは卵子と精子が出会わないように、卵巣から卵子がでてくる(排卵)のを「一時的に」遅らせたり、止めたりすることです。一時的ということは薬が作用しているのはほんのわずかな期間であるということです。
クラミジア感染症に注意
不妊症と関係があるのはクラミジアという性感染症(性病)です。クラミジアは性病のなかで最も多い病気です。症状がほぼないので感染しても気づきません。長い間クラミジアに感染していると卵子を運ぶ卵管を塞いでしまうのです。これが将来の妊娠に悪い影響をします。
アフターピルが必要となって、将来の不妊症の可能性が心配になるのなら性感染症の検査を受けることも考えてください。