お酒とアフターピル

2020/03/26
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お酒の影響は?

お酒を飲んだあと、アフターピルを飲んでも大丈夫かと考える方もいます。

お酒(アルコール)が楽しいひと時には欠かせないという方がいます。そのためお酒が入った状況での性行為中に避妊に失敗した、気分が上がって勢いに任せてしまったというケースがあります。ここで問題となるのはお酒とアフターピルの飲み合わせです。

内服を我慢する必要はない

結論からいうとお酒の影響がある状況でのアフターピルの内服を我慢する必要はありません。

心配ならばお酒の影響が消えるまで待ってもよいですが、妊娠したくない、妊娠したら中絶という不安な気持ちに押しつぶされるくらいなら早く飲むほうがよいです。

気分がよくないときは注意

お酒の影響で気分が悪い、吐き気がある状況には注意が必要です。アフターピルの副作用でも同じような症状がありえますが、国内で認められたアフターピルを内服して吐いてしまうことはほぼありません。

でも酔いの影響でアフターピルを吐いてしまった場合には再度アフターピルを飲まないとその効果が得られない場合*があるので注意が必要です。



*レボノルゲストレル(商品名ノルレボ)の場合は内服後2時間以内、ウリプリスタール(商品名ella ellaOne)の場合は内服後3時間以内に嘔吐してしまった場合には十分な効果が得られないことがあります。そんな時には再度の内服が必要です。それ以上の時間が経過しているときには再内服は不要とされます。