アフターピル(緊急避妊薬)を提案してもらえる場合もあります

2020/03/15
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事後72時間を超えても緊急避妊はトライできる

現在、日本の国内で認められたアフターピル(国内承認薬)が適切に使用できるのは事後72時間以内(3日以内)となっています。しかし自分自身に緊急避妊が必要かどうかを知り、また緊急避妊にアクセスするまで時間がかかることがあります。

事後120時間であればできることはある

事後72時間経過後でも可能な国内で承認された緊急避妊の方法は子宮内にいれる子宮内避妊具(IUD IUS)です。しかし子宮内避妊具は出産や中絶の経験、つまり子宮の口が開いた経験がない方には勧めにくいとされます。

そこで事後72時間以内(3日以内)から120時間(5日以内)であればアフターピルを提案する医療機関があります。これは医師個人の裁量と責任において国内承認薬、国内未承認薬のアフターピルを処方するものです。

しっかりとした説明とフォローを行ってくれる医師から理解納得の上で処方をもらう必要があります。
*IUD(子宮内避妊器具)、IUS(ホルモン付加子宮内避妊器具)
72時間を過ぎてしまっても、120時間以内なら、IUD,IUS子宮内への挿入も緊急避妊法となります。その後も数年間避妊可能となります。出産経験がある方に適しています。