出生数がやばい

2020/07/26
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消える若者

年代別の出生数(生まれた赤ちゃんの数)の推移

1950年 233万人
1960年 160万人
1970年 193万人
1980年 157万人
1990年 122万人
2000年 119万人
2010年 107万人
2019年 86万人

出生数に影響するもの

1950年(233万人)から1960年(160万人)の減少は人工妊娠中絶が合法化されたことに影響を受けている、1980年以降は晩婚化、未婚化の影響を受けているでしょう。

今後は未婚化に加えて、夫婦やカップルにおける出産数の減少(少産化)も影響してくると考えられます。

新婚さん、ご夫婦でもアフターピルを求める

最近では新婚さんでもアフターピルを求めます。そこには社会的な存在としての「個人」がいます(仕事や個々の時間を楽しみたい、余裕がない、この人ではない)。

自分の時間と意識をどこに注ぐのか、取られているのかが劇的に変化しているように見えます。

個人の時代に

子供を持つということは色んな意味があります。現在では個人の感情的な喜びということを重視するでしょう(労働力、後継ぎ、老後の保障的な意味合いはずいぶん薄れました)。

この個人的な喜び(相手にも周りにも喜ばれなければならないという制限がある方もいます)というメリットが妊娠、出産、子育てに考えられるデメリットに勝らなければ妊娠できないという方が多いのです。

この数字の先にあること

この出生数の推移に影響されてあなたの行動や選択を強制されることはあってはならないです。無関心な方も多いかもしれません。

しかしこの社会に生きるものとして今からもしくは近い将来に激烈な影響を受けることは避けて通れないのです。しっかり学び、行動、柔軟に変化する準備をしておきましょう。