性行為から3週間後、妊娠チェックが必要です

2020/03/15
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心配な性行為後に必要なこと

彼氏やパートナー、夫との勢いに任せた性行為、コンドームを使用しなかった、避妊に失敗した、そもそも同意のない相手だった、などさまざまな事情があるはずです。これらの場合は妊娠しないかどうかが心配になります。

アフターピルを内服しても妊娠の可能性はある

アフターピルを内服してもしなくても妊娠の可能性はあり得ます。妊娠しているかを知るためには今後の妊娠検査が必要です。

妊娠検査は早すぎてもよくありません。妊娠かそうでないかの判定が難しいことがあるからです。このため行為後3週間経過したくらいの検査がおすすめです。妊娠検査をするには薬局などで妊娠検査キットを買う、産婦人科などの医療機関を受診する方法があります。いずれも尿を使った検査です。

今後の性器出血や症状に注意

アフターピル内服後や妊娠していた場合にはいつもの月経(生理)とは違う性器出血になることが多いです。アフターピル内服後には一時的に月経と思われる性器出血の時期が早まったり遅くなったりします。

月経予定日(次の生理の予定日)から7日たっても月経のような性器出血がない場合には妊娠の可能性を考えなくてはなりません。いつも月経が不順(生理がばらばらにくること)の女性の場合はもっと複雑です。

アフターピル処方はもちろんその後の心配事(次回の性器出血や腹痛、妊娠可能性や性感染症、その後の事前の避妊相談)のためにも専門家への相談が必要です。