コロナ感染症対策とアフターピル

2020/07/08
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アフターピルと微熱の関連

コロナ感染症対策で最近ではよく店に入る前に体温チェックがあります。アフターピルを飲んだ方は注意が必要です。

あれ?熱がある?

現在至るところでコロナ感染症対策の一環としてのマスクの着用と施設に入る直前の体温チェックがなされています。

アフターピルを飲んだ当日や飲んでから2,3日後ならば、入店時の体温チェックに引っかかる可能性があります。

ホルモンは体温を上げる

アフターピルに含まれる黄体ホルモンには体温上昇作用があります。すべての方におこるわけではありませんが、高熱や微熱、熱感といったことで気づくことでしょう。

これを詳しく説明してくれる処方医は意外に多くないのかもしれません。内服された患者さんの中にはびっくりして不安になる方がいます。

こんな時代だから

アフターピルを飲んだ後は多くの人が集まる、検温されるような施設に行かない方がよいかもしれません。アフターピルを飲んだことを他人にいうことも遠慮されるはずです。

体調が悪すぎるなら

体調が悪すぎる、微熱以外にも違う症状、例えば咳や下痢がある、1週間以上も持続するということならアフターピルの影響と決めつけない方がよいです。他にも熱や体調不良を起こす病気はあるからです。また国内承認薬のノルレボは内服後3,4日もすれば体内濃度は0に近づいてきます。

アフターピル以外にも熱や体調不良を起こす病気はあるため、不安なら医療機関へ相談下さい(アフターピル内服の情報はできれば伝えた方がよいです)。